不動産の売却・購入時にかかる費用について、中途半端に終わっていたため、続きを書きたいと思いますm(_ _)m
以前のブログでもご説明しましたが、くどいようですが不動産の売却時・購入時には様々な費用がかかります。
①不動産登記費用
②不動産仲介手数料
③境界確定費用
④家財整理費用
⑤住宅ローンにかかる費用
⑥ハウスクリーニング等清掃費用
⑦固定資産税等精算金
⑧建物取壊費用
等々
①と②については以前のブログでご説明したとおりですが、それ以外の費用についてお話ししたいと思います。
まず、境界確定費用ですが、この費用は最近、結構売主様の負担になるケースが増えております。
昔からある旧市街地等における場合や、先祖代々にわたり長年住んでいる場合、敷地の境界をご存じない場合があります。
というより、長年住んでいて境界は意識しますか?しませんよね?
大体ここら辺かな?ぐらいで、家を建てていましたから(多分ですが(>_<))w!
しかし今は境界をしっかりしないとご近所トラブルのもとになります(^^;)。
私は、少しくらいはみ出てたって良いじゃないかの人なので、境界でご近所トラブルになるなんて、世知辛い世の中になったものだなぁと思います・・・(T_T)。
しかし、土地の境界が少し違うだけで、土地の面積が結構違ってくることもあります。
境界をはっきりさせるということは、所有している土地の面積もはっきりさせることになるんです。
昔からある住宅街に敷地をお持ちの方は特に注意して頂きたいのですが、登記簿上の敷地面積と実際に測った場合(実測といいます。)の敷地面積が違う場合がたまにあります。
余談ですが、実際の敷地面積が登記簿上の面積より小さい、これを縄縮み、逆に実際の敷地面積が登記簿上の面積より大きい、これを縄伸びと言います。
このように言う理由は諸説ありますが、昔土地の面積を測るときに縄を使って測っており、結構いい加減だったとかw(>_<)
詳しい話はさておき、境界が違う、土地面積が違うでは売買になりません!!
面積が違うと売却価格に影響が出ますので(^_^;)
売却をご検討の方は自分の敷地とお隣の敷地との間に金属プレートや杭など、境界を表す何か目印がないか確認してみて下さい!!
結構ありそうでないんです(>_<)!!
この境界確定をする場合の費用は、敷地の広さや隣接地の状態にもよりますが、平均で30万円~50万円かかります。
高い(>_<)!!
なぜかというと、今までのお話しで推測できていると思いますが、土地の境界をはっきりさせるということは、その土地の面積も測るということになるため、高くなるのです!!
う~ん(^_^;)
納得のいくような・・・いかないような・・・。
しかし、このままでは売買が進まないため、売主様は泣く泣く費用を捻出し、境界を確定しております(T_T)。
こんなに費用が色々かかるなら売るのやめようかな・・・と思ってしまいますよね(^^;)
これだけ書いてきましたが、境界確定費用がかかるケースはさほど多くはありません!!
ご安心下さい(^_^)!!
金沢のような城下町の古くからある街並みが残っている地域に不動産をお持ちの方は、気をつける必要があります(>_<)!!
けど、たまに思わぬところでこのような費用が発生する場合があるので、覚えておかれても良いかと思います!!
境界について心配だなぁと思われる方は、いつでも私にご相談下さい!!
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