この間、都道府県地価調査が発表されました。
何それ(-_-)？と思われている方のために説明すると、
毎年２回、全国の地価（土地の価格）を国及び都道府県が発表しております。
そのうちの一つが都道府県地価調査（７月１日基準日）による地価です。
毎年、今ぐらいの時期に発表されています
もう一つは、地価公示（１月１日基準日）による地価です。
毎年、３月頃に発表されています。
不動産の売却価格を査定するにあたり、指標となる価格の一つです。
内容は以下のようなことが書かれています。
～国土交通省発表資料抜粋～
土地・建設産業：平成30年都道府県地価調査の概要 - 国土交通省
平成２９年７月以降の１年間の地価について
全国平均では、全用途平均が平成３年以来２７年ぶりに下落から上昇に転じた。用途別では、住宅地は下落幅の縮小傾向が継続している。商業地は２年連続で上昇し、上昇基調を強めている。工業地は昨年の横ばいから２７年ぶりに上昇に転じた。
三大都市圏をみると、各圏域で住宅地・商業地とも上昇基調を強めている。大阪圏の住宅地は４年ぶりに横ばいから上昇に転じた。工業地も総じて上昇基調を強めている。
地方圏をみると、地方四市（札幌市、仙台市、広島市、福岡市）では全ての用途で三大都市圏を上回る上昇を示している。地方圏のその他の地域においては全ての用途で下落幅が縮小している。
この文章は冒頭の一部です。
何が言いたいのかと言いますと、首都圏や地方四市の土地価格が上がってますよー！！
けど、地方圏はイマイチですね～ってかいてあるんです。
私の地元、金沢市は幸いにも北陸新幹線の開通以降、順調な地価上昇をしております。
が、一部地域を除いては陰りが見えてきております。
日本全体で見ても、地価の上昇基調にあるのは一部地域だけで、その他の地域は下落幅が縮小はしているものの、下落していると言うこと。
この地価動向を見ただけでも東京都を中心とする首都圏地域における、一極集中化が進んでいることが分かりますね(^_^;)
人口の減っている日本ですが、首都圏については人口が増加しています！！
地方圏は減少しています！！
地方圏は仕事が少なく、労働単価も低いですから、首都圏に皆が行く理由は分かりますけどね。
しかし、このままだと本当に地方でも更に過疎の地域はどうなっていくのでしょう・・・。
最近、かなり田舎の地域の土地を相続したので、売りたいですという相談が増えています。
はっきりいますが、人口の少ない地域は売却に長期間を要するか、極論、売れないことも(^_^;)
厳しいことを言っているかも知れませんが、事実です。
地方圏の更に田舎の地域のみならず、金沢市内においても少し外れの地域になるとかなり売れにくくなります(T_T)
金沢市内においても人気地区に人口集中化が進んでおり、今後どうなるんだろうと不安要素しかありません。
人口が減っているので仕方ないと言えば、仕方ないのですが・・・(^^;)
けど、地方の使わない不動産をずっと所有していても固定資産税等税金がかかるばかりで、一円にもなりませんので、売るしかありません！！
人口が減っている昨今においても、時間はかかるかも知れませんが、不動産を売る方法はあります(^_^)！！
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